
先日はやっと「写楽展」を観に行くことができました。
なんか最近は上野に通いつめている…
東京国立博物館は本当に何年振りか。以前、仕事帰りに阿修羅展を観に行こうと入り口まで行ったはいいが、1時間半待ちとか言われて泣く泣く諦めたことがあった(雨だったし、その後友人と会う約束があったから)
この日は平日とあって悠々と入館。
いつの間にか平成館なんてあったんだ。この時に初めて知った。

写楽登場以前の役者絵の歌舞伎遊楽図屏風と歌舞伎図屏風がえらく気に入って往復して鑑賞してしまう。こういうモブシーンというのは非常に面白い。人物一人一人の様子がとても細かく描写されている。
写楽展ではあるけど、同時代の絵師達(ライバル)の作品もかなり多く展示されていた。豊国多かったね~
先日テレビ東京「美の巨人たち」で写楽を扱った放送を観ていたので、蔦屋重三郎プロデューサーと写楽の関係性などを思い出しながら観られたのは良かったと思う。
それにしても海外から借り受けた展示が多いのには驚いた。浮世絵はずいぶん世界中に出回っていたのね。歌麿の難波屋おきたちゃん!なぜにあなたはホノルルなぞにいらっしゃる?
写楽もフランス、ドイツ、アメリカ、ベルギー、イギリス、オランダ等々から集められていたし、きっとそれぞれの国でひっそり大事にされているのでしょうね。
そして写楽と言えばコレってくらい有名な「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」!「初代市川男女蔵の奴一平」と対峙させて鑑賞するような構図になっているとはおもしろい。

舞台は「恋女房染分手綱」というもので、奴一平が江戸兵衛から大金を盗まれそうになって対決するシーン。
館内ではそのシーンを演じている役者の実写映像が観られる。このサービスいいね!↑このポストカード買いました(カッコいいな~)
いや~しかし、入場して貰った出品目録を手にした時から目を疑った!こ、この膨大な数は何!?これが全て展示してあるってこと?それをすべて観ろってこと?
はっきり言って途中でくじけそうになりました…
だって観ても観ても展示が終わらない~(TдT) ウゥ…
ありがたいのか迷惑なのか途中からわからなくなってきたよ…いや、ありがたいには違いないのだけど!!
余裕で会場に入ったはずが、もうじき閉館の時間とか~。
途中椅子に座って休憩したもののヘトヘト……
なんか凄まじい展示数に主催者の執念を感じました…いえいえ、ありがとうございました~。゚(゚´Д`゚)゚。です。
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