「マダムと奥様」というエッセイ文庫を読みました。
あの中山美穂の夫で、(元ロッカー)作家の辻仁成氏が女性週刊誌に連載していたエッセイです。
お二人は現在パリ在住で、お子さんとの三人暮らし。
この本は辻家の日常と周辺の出来事、人との出会いや時事的な問題などが軽妙な文章で綴られていてとても読みやすい。中でもやっぱり楽しみなのは、中山美穂の、妻として、母親としての姿を知ることができること。
とにかく本の中の中山美穂がすごくステキなんですよね。
なんというか、彼女には揺らぎのない芯がピシっとある。映画やドラマで見る、昭和の良妻賢母的な強さと優しさを兼ね備えた女性のよう。愛情深くて一途、そして環境問題や教育問題などにもとても熱心。
一時期辻氏が再婚ということもあって芸能界からずいぶんバッシング受けたようだけど(本の中にも記述がある)、中山美穂を選んだ彼は見る目があるなあと私などは思うわけです。
↑この内容もエッセイの中にあります。お子さんを幼稚園に送った帰りの行きつけのカフェで。
本書中盤に美穂さんの誕生日をサプライズにする為、辻氏と友人達が一緒に準備を進めるという件があります。内緒のパーティなので当日も誕生日のことには触れず、夕方になってさりげなく思い出した風を装い、やる気のない言動で奥様を外に連れ出して…という手の込んだ演出。その時の彼女の控え目さにはジンとくる。そしてついにパーティ会場での盛大なサプライズ!となった部分に行き着いた時、私は移動中の電車内でなんと涙ぐんでいたのでした!
わ~自分にビックリした!
このエッセイが週刊誌に連載されていたのが2007年から2009年の始めまで。
2009年は新しい政権に必ず変わるという日本の明るい展望などを語っていたりするのですが、実際に政権が変わったことによってどうなったか?は言わずもがな…。でもその時は日本中が本当に政権交代を望んでいたようでしたからね~。ちょっとイジワル検証してしまいました。
たま~に読者奥様方の指向に迎合しすぎでは?なんて思っちゃったりする箇所もあるけど、日仏文化の違いや有名人夫婦の(意外にまじめな)生活を知りたい方にはおススメの一冊です。
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あの中山美穂の夫で、(元ロッカー)作家の辻仁成氏が女性週刊誌に連載していたエッセイです。
お二人は現在パリ在住で、お子さんとの三人暮らし。
この本は辻家の日常と周辺の出来事、人との出会いや時事的な問題などが軽妙な文章で綴られていてとても読みやすい。中でもやっぱり楽しみなのは、中山美穂の、妻として、母親としての姿を知ることができること。
とにかく本の中の中山美穂がすごくステキなんですよね。
なんというか、彼女には揺らぎのない芯がピシっとある。映画やドラマで見る、昭和の良妻賢母的な強さと優しさを兼ね備えた女性のよう。愛情深くて一途、そして環境問題や教育問題などにもとても熱心。
一時期辻氏が再婚ということもあって芸能界からずいぶんバッシング受けたようだけど(本の中にも記述がある)、中山美穂を選んだ彼は見る目があるなあと私などは思うわけです。
↑この内容もエッセイの中にあります。お子さんを幼稚園に送った帰りの行きつけのカフェで。
本書中盤に美穂さんの誕生日をサプライズにする為、辻氏と友人達が一緒に準備を進めるという件があります。内緒のパーティなので当日も誕生日のことには触れず、夕方になってさりげなく思い出した風を装い、やる気のない言動で奥様を外に連れ出して…という手の込んだ演出。その時の彼女の控え目さにはジンとくる。そしてついにパーティ会場での盛大なサプライズ!となった部分に行き着いた時、私は移動中の電車内でなんと涙ぐんでいたのでした!
わ~自分にビックリした!
このエッセイが週刊誌に連載されていたのが2007年から2009年の始めまで。
2009年は新しい政権に必ず変わるという日本の明るい展望などを語っていたりするのですが、実際に政権が変わったことによってどうなったか?は言わずもがな…。でもその時は日本中が本当に政権交代を望んでいたようでしたからね~。ちょっとイジワル検証してしまいました。
たま~に読者奥様方の指向に迎合しすぎでは?なんて思っちゃったりする箇所もあるけど、日仏文化の違いや有名人夫婦の(意外にまじめな)生活を知りたい方にはおススメの一冊です。
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